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「第35回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム」に参加しました。
令和8年10月22日・23日に大分県別府市の別府国際コンベンションセンターにて開催されました。「第35回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム」に参加しました。
ICT・デジタル技術活用による施工管理の高度化
・現場課題の解決を支える建設DXの実践
先日開催されたPCシンポジウムにおいて、弊社からは2件の技術発表を行いました。AI・IoT・ICタグ・4Dモデル・XR技術などの先進的なデジタル技術を活用し、建設現場における品質管理、安全管理、生産性向上を実現した取り組みについて報告しました。両発表に共通しているのは、単なるICT機器の導入に留まらず、現場が抱える課題解決を目的としてデジタル技術を実践的に活用し、施工管理の高度化と省力化を推進している点です。
美原橋工事に関する発表では、AI画像認識によるコンクリート品質管理やIoTセンサ、ICタグを活用したデータ一元管理の仕組みについて取り上げました。材料受入れから維持管理までの情報を連携させることで実現した品質確保と省人化の両立、さらには人手不足や技術継承といった課題への対応について発信しました。

一方、六月田橋工事に関する発表では、4DモデルとXR技術を活用した施工計画の高度化について取り上げました。施工前のシミュレーションによって工程の最適化や危険箇所の事前把握を行い、安全性・生産性の向上を実現した事例に加え、関係者間の合意形成やリスクアセスメントへの活用についても紹介しました。

また、会場では技術展示ブースを出展し、美原橋工事および六月田橋工事におけるデジタル技術活用の取り組みについて、説明ポスターや実際の運用映像を用いて紹介しました。当日は多くの来場者にご覧いただき、建設業界のみならず様々な分野の方々と活発な意見交換を行うことができました。来場者の皆様から寄せられた関心やご意見は、今後の技術開発や現場展開に向けた大きな励みとなるとともに、弊社の取り組みを広く知っていただく有意義な機会となりました。

技術発表や技術展示を通じて、建設DXの本質は「デジタル化そのもの」ではなく、「現場課題の解決」にあることを改めて実感しました。AIやIoTによる品質データの活用と、4Dモデルによる施工計画の可視化を組み合わせることで、品質・安全・工程管理をより高度なものへ進化させる可能性を再認識する機会となりました。
今後も建設現場におけるデジタル技術の活用はさらに進展し、品質確保、安全性向上、生産性向上を同時に実現する新たな施工管理手法として、その重要性がますます高まることが期待されています。弊社においても、現場課題の解決を起点としたデジタル技術の活用を推進し、持続可能な建設事業の実現に貢献してまいります。
